一切の手間が無い骨盤枕ブログ:09 9 16


今、あたくしの目の前には、1枚のバースデーカードがあります。
このカードは、ちょうど10年前に、
あたくしが生まれて初めてもらったバースデーカードです。

初めてのバースデーカードは、
あたくしが21歳の時につきあっていた好きな人がくれた
誕生日の贈り物に入っていたものでした。

当時のあたくしは、一人暮らしをしており、
寂しがり屋のくせに、人に会うほうが辛く感じるほど心を閉ざしていて、
ほとんど学校にも行かず、いつも部屋にいました。

今思い出すと、
本当に暗い学生時代だったなぁと笑えてくるほどです。

逆に、好きな人はとても忙しい人で、
学校とバイトに明け暮れる日々だったので、
いくらあたくしが暇でも、会えるのはひと月に1度くらいでした。

そんなある日、
好きな人があたくしの部屋に遊びにきてくれた時のことです。

ふと部屋の一角見ると、
きれいにラッピングされた箱が置いてあるのを見つけました。

好きな人が僕に気づかれないように、そっと置いてくれたものです。

開けてみると、センスのいい瓶とコップが入っていました。
包装も好きな人自身が箱や小物を買ってしてくれたもので、
とても素敵でした。

あたくしは本当に本当に驚き、
そして胸が熱くなるほど感動しました。

プレゼントに感激したことももちろんですが、
自分の胸が熱くなることに驚きました。

普段一人で部屋の中で、
いろんなことを考える度にネガティブになる自分のことを、
あたくしは暗い人間だと思っていたので、
自分がこんなに感激する心を持っていることに驚いたのです。

人が感動するということは、こういうことなのか…と
あたくしは身をもって知ったのでした。